車のオークションの評価点とは?種類と意味を徹底解説!

この記事を書いた人

上海交通大学修士課程修了後、新卒で中古車業界最大手に就職。営業の現場から経営戦略まで幅広く業務を経験。 2022年に(株)Contigoを設立。

車のオークションでは、評価点という指標があります。

オークションで車の売買をするときには詳しく知っておいた方が良い指標ですが、誰が何を評価しているのかがよくわからない人もいるでしょう。

この記事では評価点を種類ごとに分けて、意味をわかりやすく解説しますのでぜひオークションを利用する際の参考にしてみてください。

車のオークションの評価点とは

評価点とはオークションに出品される車の状態を評価した点数です。

中古車は車種が同じだったとしても状態には大きな違いがあります。オークションで車をセリ落とす際の参考情報として、すべての出品車について評価点が表示されています。

オークション出品時に評価される

評価点は車をオークションに出品するときに、オークション会場で検査を受けて決まる仕組みになっています。

オークションにかけられる時点で審査されるので信頼性が高い評価指標です。

オークション業者によって基準が異なる

評価点には一元的な基準があるわけではなく、オークション業者が独自に定めています。そのため、出品先のオークション会場によって評価点が異なることもよくあります。出品のときには車の状態に応じて、高い評価点になる可能性が高いオークション会場を選ぶのが大切です。落札するときには業者ごとの特徴を理解して、評価点の意味を考える必要があります。

評価点の種類と意味を徹底解説

オークションの評価点には種類があります。業者ごとにさまざまな観点から検査・評価をしているからです。

ここでは代表的な評価点の種類と意味を解説します。

総合評価点

総合評価点は、車の状態を総合的に検査して結果を示した指標です。

以下で説明する内装や外装、機関などの状態に加えて、走行距離や年式などによって総合評価されて導き出されます。S点が最も高く、1点~6点程度の数値評価をするのが一般的です。

また、修復歴車はR点、事故現状車はX点といった評価をしてわかりやすくしています。オークションの売買価格を最も大きく左右する評価点です。

内装の評価点

内装の評価点は、車のシートやハンドルなどの内部の状態の良さを評価した指標です。

A~E、1~5といった5段階評価が一般的で、「A」、「5」が最も高い評価になっています。

ほぼそのままで問題ないくらいならAや1の評価になりますが、汚れや変形、焦げや臭いなどがあると評価点が下がります。

外装の評価点

外装の評価点は、車のボディやフロントガラスなどの外部の状態を評価した指標です。

外装の評価点も5段階評価をするのが一般的で、目立つ傷やへこみがなければ最高点になります。傷があっても補修されていて気にならないなら評価点は高くなります。

5段階評価で3以下になると、気になる傷やへこみがあるという基準のことが多くなっています。

傷の評価点

傷の評価点は、車の内部も外部も含めて傷の状態を総合的に評価した指標です。

傷、へこみ、錆び・腐食、ヒビ・割れなどを評価項目としていて、それぞれについて程度に応じて評価点を付けるのが典型的な評価方法です。傷の評価点を設けているオークション業者では、傷の大きさを指標にしている傾向があります。

例えば、単純な傷なら5cm程度ならA1、20cm程度ならA2、もっと大きいならA3といった評価をするのが典型的です。

機関の評価点

機関の評価点は、エンジンやトランスミッションなどの車の機関部分が正常動作するかどうかを確認して導き出される指標です。

機関に問題があると車が本来あるべき機能を持っていないことになります。そのため、正常か異常かという判断基準で評価されるのが一般的です。

すべての動作に問題がなければ正常、車の機能に影響がある機関に1つでも問題があれば異常という評価点になります。

修復歴の評価点

修復歴の評価点はフレームなどの骨格について修復をした履歴に基づく評価指標です。

いわゆる事故車については修復歴ありという評価になります。事故を起こしていない場合には修復なしの評価点になります。

ただ、修復歴も程度によって車に与える影響が異なるため、軽度・中度・重度という評価点を設けているオークション業者もあります。

骨格が衝撃を受けて車内に影響を及ぼした形跡があるなら重度、骨格部位に明らかな衝撃の痕跡があっても車内には影響していないなら中度、骨格に多少の衝撃があったくらいなら軽度というのが典型的な評価基準です。

まとめ

評価点はオークションに出品される車の状態を、出品の時点で評価した指標です。

内装や外装、年式や走行距離、修復歴や機関の状態などのさまざまな観点から検査がおこなわれてからオークションにかけられています。評価点はオークション業者が独自に基準を決めているので、会場によって評価点は異なります。

用いられている評価点の種類も違うため、オークションを利用するときには会場ごとに評価点の意味する内容をきちんと理解して売買しましょう。